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ダッチオーブンを初めて使う前にシーズニングという作業が必要です。どんなやり方が良いのか？
基本的な方法は、オーブンの説明書に書いてありますが、よりわかりやすく説明します。あなたのオーブンをブラックポットに育ててみましょう。
鋳鉄の製品ですから、サビ止めワックスがたっぷり塗ってあります。そのまま使用することはできません。
ですが、その前に注意点を！
１．鋳鉄のオーブンは大きな衝撃や、急激な温度変化に弱いものです。
落としてヒビが入ったり、熱したオーブンにいきなり水を入れたりすると最悪、割れてしまいます。気をつけてください。
２、鋳鉄はオイルの保護膜が切れるとサビてしまいます。使用後のメンテナンスが必要です。
３、重いので、足の上に落としたりすると危険！大怪我しますよ。
さて、シーズニング。これについては、付属の説明書に簡単に書かれているもの、ブログやウェブで公開されているものなどがあり、どれが正解とはいえない。最終的にブラックポットに育ってくれればいいんだから。
というわけで、コチラも管理人のやり方を公開！
（結構時間がかかるので、腰を据えてやりましょう。煙の量もかなりなものですから、換気扇全開、風通しの良いところでやるのが理想です。）
１、箱から出したオーブンをガスコンロに載せます。箱は取っておきましょう。オーブンの収納に使えます。
２、オーブンに水を入れます。水、です。
３、ふたをしないで中火で加熱。ぬるま湯程度になったらアクのような解けたワックスが浮いてきたはずです。
４、お湯を捨てて、スポンジか、亀の子たわしに中性洗剤をつけて内側、外側をまんべんなく洗います。
２〜３回洗います。しっかりサビ止めを落としましょう。
金属たわしや、クレンザーは使わないように。鋳鉄の細かい目にクレンザーが残るそうです。金属たわしは鋳鉄の目を傷めます。
５、水気をふき取り、弱火にかけて乾かします。水気が飛ぶ程度で。
６、触れるくらいに冷めたら、オーブンの内側、外側にオイルを薄くまんべんなく塗ります。使用するオイル、理想は
クリスコ・ショートニング。なければ、
７、空焼き。中火で熱します。可能であれば、コンロの火口から遠火にして強火で熱してください。全体に熱が回りやすくなります。
ＵＮＩＦＬＡＭＥ(ユニフレーム) タフ五徳
遠火にするのにはこれがあると便利です。管理人は手元にあった鉄の塊と鉄の角棒で代用しましたが、なにしろオーブンの重量があるので、きちんと設置しないと事故の元になります。しっかり設置しましょう。その点、このフレームは頑丈にできてます。安心してお使いいただけます。後々、出番もあるので最初に購入するといいでしょう。
火力が強すぎると、油膜切れになりますし、弱すぎると上手く油がのりません。煙がモクモク出ますから換気扇全開！窓も全開！
８、煙が少なくなってきたら、火を止めて冷まします。手でやっと触れるくらいの温度になったらまたオイルを全体に塗ります。早く冷まそう！なんて水をかけたりしないように！亀裂が入ったりすることがありますよ！
再度同じように加熱します。加熱作業を全部で３〜４回やってください。
最後の空焼きの時には、煙が出始めたら火を止めてください。オイルのなじみが良くなります。
黒くなってきましたか？
スノーピーク ファイヤーサイドグローブ ヤケドを防ぐ為、グローブがあると作業がはかどりますし、安全です。
スエードの頑丈なグローブです。滑りにくくてオススメです。
使う前に濡らしたりしないようにしてください。
水気が染み込んでいるとヤケドの元ですから。
９、次はオーブンの臭い取り。香りの強い野菜を炒めて鉄臭さを取ります。食べる為ではないのでくず野菜（ねぎ、たまねぎ、にんじん、しょうがなど）でＯＫ。
１０、炒め終わったら、野菜を捨てて、触れる程度に冷ましてからキッチンペーパーなどで内側を拭いて、内側、外側に薄くオイルを塗って出来上がり！
１１、ふたも同じように作業します（お湯を沸かす作業はなし）。オイルは取っ手の凹んだ場所にもしっかり塗りましょう。
保管はオーブンの中に新聞紙などを詰めて、割り箸などでふたと本体の間にすき間を作って箱に入れておきましょう。
湿気が中にこもらないようにすると、サビたりしません。
使い始めは、より多く油を染み込ませる為に揚げ物や炒め物に使うと、良く育ちます。
ＵＮＩＦＬＡＭＥ(ユニフレーム) ダッチ スクレイパー
こんなスクレーパーが便利です。
お湯を張った状態で焦げ付きをはがせます。
ユニフレームオーブン用と書いてありますが、他のオーブンでも使えます。
冷める前にこれでこすり落としておくと後々の作業が楽になりますよ。
キャプテンスタッグ ダッチオーブン用ササラ こんなササラもあります。
スクレーパーで取れなかったコゲはこれで根気良くはがしてください。
たわし（金属以外）と併用するとコゲがきれいに落ちやすいです。
オーブンを洗う時に洗剤を使うと、せっかくできたオイルの保護膜が取れてしまいますのでできるだけ洗剤は使わないように。
１、調理後、オーブンが熱いうちにお湯を入れておきます（水はだめです、トラブルの元）。お湯を入れたらスクレーパーなどでおおまかにコゲをはがしておきましょう。
２、冷めたら水かぬるま湯でたわし、ササラなどを使って内側、外側を洗います。コゲをしっかり落としましょう。ついたままだと次に使う時にカビてしまっていたり、サビてしまっていたり、焦げ臭くなったりと良いことはありません。
３、洗い終わったら、水気を拭いて、火にかけて乾かします。
４、手で触れる程度に冷ましてから全体（内側・外側）にオイルを薄く塗っておきましょう。
（ここで空焼きを１回行うとより良いです。その後オイルを塗ってください）
５、キャンプから持ち帰るときは、そのままでもいいですが自宅で保管する時は詰め物をして、ふたと本体の間に隙間を作っておきましょう。
どうしてもコゲが取れない！という時には、最後の手段、「焼き切り」。コゲついたオーブンを空焼きします。
コゲが燃えるほど熱します。炭状になったら火を止めて、お湯を入れます。
これで擦ればたいがいの焦げ付きはとれます。
それでも気になるなら、ベーキングパウダー（重曹）で擦るといいでしょう。
ただし、このやり方では表面のオイル膜も炭化して取れてしまうので、やはりシーズニングを。
この時はオイルを塗って焼く工程を２回ほどすれば大丈夫。
野菜を炒める工程は省いても大丈夫です。最初は揚げ物、炒め物に使って育ててください。
ＬＯＤＧＥ(ロッジ) リッドリフター ふたの開け閉めに使います。重たく、熱いふたを開けるときに必要です。
１００Ｖ電源を使用する上火ヒーター。パンやピザを焼くのに重宝します。
ＵＮＩＦＬＡＭＥ(ユニフレーム) モーリーリフター ユニフレームオーブン専用リフター。ユニフレーム以外のオーブンには合わないそうです。
焚き火に、ＢＢＱに、ダッチオーブンにマルチなグリル。
頑丈・丈夫なステンレス製焚き火台、ダッチもＢＢＱもＯＫ
炭火熾しの決定版です
火加減調整や鍋敷きにも使えるゴトクです。
小型の鋳鉄かまどにオーブンもセットされた商品。
ＵＮＩＦＬＡＭＥ(ユニフレーム) ダッチ スクレイパー これは結構使えるので、同時購入をオススメします。
ＬＯＤＧＥ(ロッジ) ダッチオーブン用グローブ ロッジ製グローブ。頑丈で滑りにくい上に価格も手ごろです。
ＬＯＤＧＥ(ロッジ) キャストアイアン スクラバー ロッジのタワシ・・・。木製ハンドルが良い感じですが傷みやすいので使用後は良く乾かしてください。
ＵＮＩＦＬＡＭＥ(ユニフレーム) ウェ〜ブ ターナー 滑りにくいウェーブ形状のターナー。
ＬＯＧＯＳ(ロゴス) Ｄ／Ｏ焦げ付き防止ラック コゲ防止に！
焚き火でダッチならトライポッド。
ＬＯＤＧＥ(ロッジ) ＬＯＧＩＣ １０インチキッチンダッチオーブン
上に書いたこと全否定？！シーズニング済みのロッジ ロジック。そのまま使ってください・・・。使用後のお手入れは同様です。
ＵＮＩＦＬＡＭＥ(ユニフレーム) ダッチオーブン８インチスーパーディープ 同じく黒皮鉄板製のオーブン。家庭用のキッチンでも使いやすい８インチ。キャンプでも家庭でもダッチオーブンを楽しみたい方にはオススメのサイズです。メンテナンスが簡単なので良いですよ〜。
シーズニングを全く必要としないステンレス製ダッチオーブン。１０・１２・８・１０／ハーフインチの４サイズ。
シーズニング不用のアルミダイキャストダッチ。耐熱温度が６００度なのでご注意を。
浅めのダッチオーブン＝スキレット。鋳鉄製のフライパンとして使います。
ＵＮＩＦＬＡＭＥ(ユニフレーム) ダッチオーブン７２メニュー こちらはレシピ本。７２種類ものメニューが載っています。調理しながら使うならコチラが便利ですね。
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